以前、長尾和宏先生の
抗がん剤が効く人、効かない人
という本を紹介しました。

で・・・
その流れで新たに2冊
抗がん剤がらみの本を読んでみました。

 

1冊は
加藤陵佑先生
抗がん剤治療を受ける時に読む本

 

もう1冊は
またまた長尾和宏先生
抗がん剤10の「やめどき」です。

 

 

読んでみた感想は・・・・

 

私が抗がん剤を受けた18年前に
こういう本があったら
良かっただろうな~~

こういう先生がいることを知ると
安心感が増したと思います。

 

今日はこれらの本を紹介しますね。

1冊目
抗がん剤治療を
受ける時に読む本

 

実はね・・
加藤陵佑先生のこの本はね

検索で本の存在は知っていたし
加藤先生がアメブロをされていることも
知っていました。

でも・・・私は
なんか勝手なイメージを持って
この本を敬遠していたんですよね

どうせ、お医者さんなんだし
抗がん剤のメリットばかり
書いてるんだろうなぁ・・・って。

それなのに、なぜ
この本を手にとってみたか というと・・・

お勧めされたんです。

 

前の職場の方で
がんの方への新しい支援サービスを
作ろうと頑張っておられる男性がいる
のですが、その方にお勧めされました。

 

患者さん想いの
良い本でしたよ・・

 

それで、購入して読んでみた。
結果とても良い本でした。

 

タイトルに【抗がん剤】とある通り
抗がん剤治療を乗り切るための情報
とても充実しています。

 

でも、それだけじゃなくて・・

一貫して、患者さんの人生を
大切にするスタンスが伝わってきました。

 

それってこの一節に
集約されていると思います。
引用してみます。

 

最高の1日は
がんを治すことによって得られると
思っていませんか?

 

しかし、がんが治ったからといって
最高の1日が来るとは限りません。

 

がんであっても、
最高の1日はつくることができます。

 

本から受ける印象は
とても、フラットでニュートラルで
全体にパステル調の優しさが
ずーーっと漂っている感じ。

わかりにくい??

 

 

目次を書いておきます。

第1章
がんに関する事実を知り
がんを克服する
  1. がんになるメカニズムを理解し
    原因をとりのぞく
  2. がんになっても必ず死ぬとは限らない
  3. 遺伝子異常があっても
    がんを発症させないためには

 

第2章
抗がん剤治療による
副作用を乗り越える
  1. 抗がん剤治療を受ける目的
  2. 副作用に関する基本的な知識
  3. 副作用の症状が医師に適格に
    伝わる方法
  4. 副作用のつらさを伝えても
    医師が対処してくれないとき
  5. 治すためにつらい副作用に
    耐えるという考えは危険
  6. 副作用は体力が低下すると
    でやすくなる
  7. リハビリで合併症を予防し
    副作用をやわらげる
  8. 抗がん剤による倦怠感を
    とるための対処法
  9. 副作用で食べられない時の対処法
  10. 抗がん剤治療の特徴を理解し
    自分らしい生活を送る

 

第3章
抗がん剤治療を受ける意味を
家族とともに考える
  1. 抗がん剤治療を受ける意味とは
  2. 本人が納得したうえで治療を受ける
  3. 大切な人ががんになったときに
    できること
  4. 長く生きるために苦しみをなくす
  5. 余命宣告の受け止め方
  6. がんの告知のショックから
    立ち直る方法
  7. がんになったことを
    小さな子供に伝えるべきか
  8. がんになったときに乗り越えないと
    いけない苦しみとは
  9. 自分の死の迎え方を考えておく

 

第4章
がん治療で直面する
さまざまな問題を解決する
  1. がんになったときは誰かに相談する
  2. 病院に行くストレスを
    楽しみに変える方法
  3. 主治医を変えたいと思ったときに
    すべきこと
  4. 上手にセカンドオピニオンを受けるには
  5. どの治療を受けたらよいか悩んだら
  6. さまざまな情報から適切な情報を
    見抜く方法

 

第5章
心を安定させることが
治療を成功に導く
  1. 感謝をすることで心の不安をとる
  2. 「自分が求める感情」を意識して
    生きる力を得る
  3. 呼吸を意識してリラックスする
  4. 「やる気回復ノート」で元気になる
  5. 復活のストーリーで前向きな気持ちになる

 

コラム
  1. がんの食事療法
  2. 抗がん剤治療をやめるタイミング
  3. よい医療を受けるための
    診察時のポイント
  4. 患者さんが手術を拒絶した理由
  5. 長生きに大切なのは前向きな気持ちと
    痛みがない状態
  6. 分子標的薬によるオーダーメイド治療
  7. 高齢者の入院には認知症や
    寝たきりの予防を
  8. がんは家族全員の問題
  9. がんになっても工夫次第で
    仕事は続けられる
  10. 話を聞いてくれる人を探す
  11. 初めての病院に行くときに準備するもの
  12. 抗がん剤治療を否定する情報の検証
  13. 日本のがん治療の問題点

 

この本の利用法ですが、通読してもよいし
目次を見て、気になるところを拾い読みする
スタイルでもとても役に立つと思います

 

ここまで書いたら
とっても長くなってしまったので
もう1冊の本はまた次の記事で
紹介しますね。お楽しみに~

最後まで読んで下さって
ありがとうございました

 

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