以前の記事でこちらの本を紹介しました。

抑圧された感情に寄り添って 健康を取り戻す方法

本の帯にこう書かれていて、
ドキッとしますよね~ なんてお話をしました。

 

『いやだ!』『ノー!』

と言わなければ、

結局身体が
わたしたちの代わりに
『ノー』と言い始めるだろう

著者はガボール・マテ。
バンクーバー在住の医師で
依存症や発達障害、自己免疫疾患等が専門。


この写真の方です。
映画『THE WISDOM of TRAUMA』
私は見れていませんが 良さそうです。

極度のストレスでがんになる?
身体が代わりに語る

身体には無意識が表出されています。
意識では気づかなくても
身体と無意識繋がっています。

 

実際、私たちが
意識的に気付いているのは5%。
残りの95%以上は無意識なんですよね。
無意識は大きな力を持っているんです。

 

だから、
マインドフルネス
無意識と対話をすると
大きな変化を生むんですが・・・

 

でも・・・

なんだかピンとこない

 

って方も
おられるかもしれませんよね。

 

なので、今日はこの本の中から
身体が『ノー!』といったケースを
紹介したいなぁ・・
なんて思ったのですが・・

 

まぁ・・たくさん載ってて
簡単には語りつくせない

 

で、ちょっとお助けになるように
今日はこの本に載っている
身体がノー!といったケース
一覧をつくってみました。

 

がんを含め
様々な病気を持った人たちの
体験が書かれています。

 

あなたに似たケースは
あるでしょうか?
もし良かったら、
ザーーっとチェックしてみてください

 

身体が『ノー!』といった
例の一覧

自己犠牲

多発性硬化症 ナタリー(p20)

自分を殺して、夫に尽くし続けた女性

 

多発性硬化症 ロイス(p25)

夫を怒らせたくなくて
-40℃の極寒の中、外で用を足し続けた女性

 

多発性硬化症 バーバラ(p27)

他人との境界線を引けなくて
社会変質者を自宅に招きいれた女性

 

多発性硬化症 ヴェロニーク(p31)

足の先から胸までしびれと痛みがあるのに
『人に言うほどじゃない。』と
自分のケアを後回しにした女性

 

 

 

過剰適応

食道がん アラン(p44)

結婚生活への不満があるのに
仕事(良いストレス)でごまかし続けた男性

 

乳がん&ALS ローラ(p69)

他人の欲求に敏感で
応じられないと罪悪感を持つ女性

 

乳がん ミシェル(p91)

自分の欲求よりも
他人の気持ちを優先し続けた女性

 

乳がん メルヴィン・クルー(p96)

誠実さを誇りに思い、
仕事を人の分までやってしまう男性

 

乳がん ディビット・イードン(p98)

本当の自分以上であることを求められ
怒りを過度に抑圧し続けた男性

 

前立腺がん エド(p159)

人の役に立たないと気が咎めて
常に人に主導権を奪われしまう男性

 

喘息 ジョイス (p277)

自分で処理できないほどの
仕事を背負い込んだ時に必ず
喘息の発作をおこす男性

 

精巣がん 3人の男性(p168)

暴力的な父を持ち
母親の重荷を増やしたくなくて
自分の苦痛を抑圧し続けた男性たち

 

メラノーマ ジミー(p177)

両親の不安と怒りに対応するため
いつもニコニコしていた男性

 

卵巣がん ジル(p191)

自分が重い病気になっても
母親をかばい、世話を焼き続けた女性

 

潰瘍性大腸炎 ティム(p201)

人を喜ばせたい強迫観念に
取り憑かれている男性

 

 

 

依存・捨てられる恐怖

ALS アレクサ(p59)

【捨てられる】ことへの極度の恐怖から
自分個人の考えをもてない女性

 

過敏性大腸症候群 フィオーナ(p226)

夫のドラッグ依存症に
気づかないふりをし続けていた女性

 

リウマチによる関節炎 レイチェル(p290)

『自分はきっと捨てられる』
という想いを抱え続けた女性

 

 

 

暴力 虐待

乳がん アンナ(p101)

自尊心が低く
『いい子になったら愛してくれる?』
と思い虐待に耐え続けた女性

 

クローン病 マーサ(p198)

夫の精神的虐待に耐え続けた女性

 

激しい腹痛 マグダ(p224)

ナチスから逃がれるために
国境を越えようとしていたとき、
赤ん坊だった彼女のせいで家族全員が
殺されそうになったと、何度も聞かされた女性

 

過敏性大腸症候群 パトリシア(p228)

『あなたはこの家の子じゃない
どこかで別の子と入れ違っちゃったのよ』
と母親に、にこにこしながら言われ続けた女性

 

動脈炎 シーリア (p250)

子供の頃、虐待されていたのに
母親を守ることだけを考えていた女性

 

慢性関節リウマチ レイチェル(p260)

兄は気に入られているのに
自分はないがしろにされてきた女性

 

慢性関節リウマチ ギラ(p264)

喘息になるたびに、母親に
『おまえが悪い子だから
神様が罰を与えているんだよ』と
言われてきた女性

 

 

抵抗

ALS スー・ロドリゲス(p76)

感情を抑圧する家庭で育ち
自分の人生は自分のものであることを
証明するように、国会議員立ち合いのもと
自殺を強行した女性

 

 

 

諦め 屈服

ALS ジョアン(p75)

子供時代、家庭的な暖かさがなく
生きたまま埋葬される夢を
何度も見ていてALSにかかった女性

彼女は発病後ALSのポスターに
【ALSにかかるのは
生きたまま埋葬されるようなものだ】
と書かれているのを見て驚いた。

 

乳がんのバーバラ・エレンとその母(p110)

『ママ、あなたもこれの一部なのよ。
あなたは私のがんの一部なの』

 

 

 

病との不思議な関係

多発性硬化症 ジャクリーヌ・デュプレ(p33)

音楽を通してだけ、
自分の感情を表現できたチェロ奏者

 

硬直性脊椎炎 ロバート(p268)

病気の制限のおかげで呼吸の仕方が変わり
仕事に有利な明晰な話し方が
できるようになった男性

 

 

 

不健全な思い込み

この本の17章には
病につながる不健全な思い込み
実際の患者さんのエピソードとともに
綴られています。

 

読んでみると・・・

過去の私にも
いくつか思い当たる思い込みが
ありましたよ~
当時は本当に生き辛く 苦しかったです。

 

ここではタイトルと簡単なコメントで
一覧にしてみますね。
こちらも是非チェックしてみて
くださいね

 

 

1 私は強くなければならない

自分にだけ厳しい要求をすることは
“強さ”とは関係はありません。

 

2 私は怒ってはいけない

怒りは自尊心の表れでもあります。
怒ってはいけないなんて
ナンセンスですよね。

 

3 怒ったら愛してもらえない

理不尽な親子関係やパートナーシップ
にさらされ続けた影響が大きいでしょう。

 

4 何もかも自分のせいだ

自分を責めて責任をかぶる癖
ありませんか?
あなたは神様ではありませんよ。

 

5 私は何でも自分でできる

自立とは
何でも自分ですることではありません。
健全な自立は、適切な助けを
受け入れることも含みます。

 

6 私は望まれていない
   私は愛してもらえない

子供時代の深い不安や傷が影響
していると思われます。

 

7 私は何かをしなければ
  存在できない
   私は自分の存在を
 正当化しなければならない

仕事ができる勤勉な成功者に
多いかも。深い部分で自分の価値を
疑っているのです。
役に立つことを証明し続けなければ
ならないなんて、疲れ果ててしまうよね。

 

8 重い病気でなければ
    いたわってもらえない

本当に悲しい思い込みですよね。
元気でいても、幸せでもいても
あなたには愛される価値があります。

 

 

いかがでしたか?

『これ、私かも?』と
感じたケースや思い込み
あなたにもあったのでは ないでしょうか?

 

興味が湧いたなら一度
本を手に取ってみるのも良いかもです

 

上の一覧は病気になったケースで
中にはお亡くなりになった例もありますが

科学的な説明もあるので
理論派の方や
心と身体の相関に懐疑的な方にも
理解が深まる内容だと思います。

 

今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました

 

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