今日はステージⅣの方と
セッションさせていただいて
私が日々感じさせていただいている事を
書いてみたいと思います。

 

長年我が家にいるクリスマスローズ
今年も綺麗に咲いてくれています。

 

なにかというと・・・

 

がんという病は、これほどまでに
人の魂を高めるものなんだ・・
という感動です。

 

 

ステージⅣからの生還
というと・・

先日ちらりと書いた本

 

読み始めたら
どんどん惹き込まれてしまいました。

私はこの本を読んでいる最中
2回も電車を降り過ごしましたー(汗)

 

なんだろう・・・
ものすごく面白いことが書いてあるの?
というと・・・・そうでもないんですよね。
(ちょっと語弊があるかも?ごめんなさいね)

 

ただ、著者のシンさんの体験が
順を追って綴られているだけなのです・・・

それなのに・・・不思議に惹き込まれた。

読みながら深い部分で
癒される感覚があったのかもしれません。
古い本ですが、おススメしたい1冊です。

 

ステージⅣの方から
いただいている深い感動

最近の私は、セッション中に
ステージⅣの方が語る言葉に
心を動かされることがとても多いです。

 

ステージⅣ

がんの中でも、一番厳しい段階。

悩みも、苦しみも、
悲しみも、怒りも・・・・
とても深く大きいです。

 

この方たちと一緒に
内面の旅をさせていただいて
私が心を動かされるのは・・

 

たとえどんなに
厳しい状況であっても
成長し続けよう
高まっていこうとするあり様
心が動かされてしまいます。

 

うまく言葉に表せないのですが
尊敬というか・・・ただただ
この魂は本当にすごいなぁ・・・
と感じます。

 

 

雪割草をお迎えしました。
無事咲きました。かわいい

 

 

ある肺がんステージⅣの方の
がん細胞との対話

先日も印象深いセッションを
体験させていただいたのですが
許可をいただいたので、
私なりに言葉にしてみたいと思います。

 

このクライアントさんは
肺がんのステージⅣで治療中の女性の方です。

30代でご主人をがんで亡くされ
女手ひとつでお子さんを2人
育てあげられた方。
とてもしっかりした女性です。

 

子供を守り育てるために
悲しんでいるヒマなどなかった。

 

誰かを頼って、悲しみを語り
泣いていることもできなかった。

 

雨が降っても、風が吹いても
槍が降っても・・
真面目に頑張って働いてきた。

 

そんなお話が
私の中に残っています。

 

 

なんでしょうね・・

 

がんという病
ステージⅣという【待ったなしの状況】
人を深い感謝に目覚めさせることがあります。

 

当たり前にある日常が
どれほど愛おしく大切なものか・・

 

洗濯物をたたんでいても・・・
そのことが嬉しくて
感情がこみあげてくる

 

抗がん剤の副作用で下痢になっても、
その下痢にすら、ありがたいと感じる
のだそうです。

 

 

 

さすがに、
抗がん剤の下痢に感謝するなんて
普通の感覚では理解し難いです。

 

だから私も尋ねてみました。

どんな風に
下痢に感謝が湧いてくるの?

 

すると、クライアントさんは
こんな風に答えて下さいました。

======

この薬は
がんの治療薬というだけじゃない。

私をこんなにも、
違うところに
連れっていってくれる・・・。

 

困ったときに
周りから助けがやって来て
心から感謝できたり・・・

 

こんなにも、穏やかで平穏な
まったく違う世界に
私を連れてきてくれた・・・


======

 

ああ、そうか・・・

 

抗がん剤も、
そして、肺がんでさえも

自分に良い変化を
もたらしてくれたもの

そう感じて
大きな感謝が湧いておられるんだ・・

 

 

そうか・・・
すごいなぁ・・。

 

 

 

この方は
ご自身のがんを

【自分が無理をして
   細胞を痛めつけてきたからだ】

と感じておられました。

 

だから
がんを乱暴に切り取ってしまったことを
申し訳なく思っておられたんです。

 

 

 

そこで私は、セッションの途中で

切り取ったがん細胞に
その申し訳なさを
伝えてみたらどうでしょう?

と提案させていただいたんです。

 

 

クライアントさんは
しばらく時間をかけ
マインドフルネスになって
切り取ったがん細胞と
繋がっていかれました。

 

 

 

すると・・
がん細胞はこう答えました。

 

僕たちは、
役に立っているから大丈夫!
心配しないで

 

 

んん??
ちょっと驚きです。

 

 

いったいどんな風に
役にたっているの?

 

はっきりはわからないけれど・・
がん細胞さんたちは笑顔で
すーーごく、元気そう

 

 

そして
がん細胞はこんな風に言います。

『気にし過ぎだよ。』

『楽しめばいいじゃん。』

 

 

え??

身体から切り取られた
がん細胞が
すごく元気なうえに
『楽しめばいいじゃん。』って・・?

どういうこと??

 

 

 

 

驚いたのと同時に
不思議に思って
私からも質問させていただきました。

じゃあ、がん細胞さん
あなたはどうしてここに来たの?

 

 

すると答えはこうでした

 

もうこれ以上
あなたを悲しませないため。

 

 

この答えを聞いたとき、
クライアントさんと(そして私も)
思わず涙が込み上げて
泣いてしまいました。

 

 

 

ああ、本当にいい子たち。

クライアントさんは
しみじみとそう言われました。

 

しばらくすると、がん細胞たちは
『バイバーーイ』と言って
手を振って帰っていったそうです。

 

 

 

先日のセッションでの
本当に印象深い体験
心が動く時間を紹介させていただきました

 

セッションさせていただいていると
その方、その方それぞれに
深い部分から私にたくさんのことを
教えて下さるのです。

 

そのたびに私は感じます。

こんなにも
人は美しく高まっていくんだな・・。

 

 

がん細胞のメッセージも
その人それぞれ。

 

この方のように

もう悲しまなくていいよ。楽しんで!

というメッセージを届けてくれている
がん細胞もいるだろうし

 

 

また別のがん細胞は

そんなに恐れてパニックにならないで
大丈夫だよ・・・

かもしれない。

 

 

また別のがん細胞は

怒りや悲しみを感じても
大丈夫だよ。安心して・・・

だったり

 

 

また別のがん細胞は

あなたは充分強いよ。気づいて!
自信をもって!!

かもしれません。

 

 

 

以前に紹介した本にも
こんな言葉がありました。

 

たしかにがんは答えだった。
自分をばらばらに分解して、
思いもよらなかった方法で
組み立てなおすためには
必要だったのだ。

ただし、
死やがんそのもの が
必要なのではない。

それらは単に
が足りないことを
自覚させる方法に
すぎないのだ

 

この言葉は真実だなぁと私は感じています

 

そして、ステージⅣの方に限らず
いつも深い感動を下さっている
私のクライアントさんたちに
この場を借りて、感謝を申し上げます。

 

今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました

 

ピンクのボタンを押していただくと説明ページへとびます。

メールマガジン

体の治療だけで安心ですか?
心にも取り組みたいあなたに、
無料メルマガがきっとお役に立ちます

 

15年以上の経験をギュッと凝縮しました。
心を支える方法や、不安を解消する方法
をお届けしています♪

黄色いボタンをクリック