前回の記事では

自然治癒力と四つ葉のクローバー
https://happy-can-survivor.xii.jp/healingpower/四つ葉のクローバ/

のお話をお届けしたのですが、

 

その後、つらつらと思いをめぐらして
自然治癒力について
こう思ったんですよね。

 

自然治癒力の最たるものって
DNAの修復機構だよなぁ
・・って

 

 

身体に備わった
素晴らしい修復機能

私たちの身体って
ほんとに素晴らしい修復機能を
備えているんですよね。

 

DNAの損傷って、1個の細胞の中で
1日に何万回も起きていると言われています。
身体全体ならその何百兆倍のエラー!
いやいや、スゴイ回数よね

 

DNAは私たちの身体の設計図なので
エラーは食い止める必要があります。
そして、DNAのエラー
【がんの原因】でもあって・・

そんなこんなで・・

 

私たちの身体の驚くような修復機能を
まずは眺めて認識してみるのって
良いことかなと思うんですよね。

 

動画を紹介しますね。
アニメーションでわかりやすいです。

DNAの損傷が起きると
どうなるでしょう(4:58)

 

癒す心、治る力の著者である
アンドルーワイルはこう言います。

われわれは人体に備わった

治癒系の不断の活動について

それに感謝するどころか

ほとんど気づいてもいない。



潜在的にわれわれに病気やけがを

もたらしうる外的要因のすべて

内外の環境のたえざる変化のすべてを

考えるとき、われわれがこうして

生きていること自体が驚異なのだ。

 

いかがですか
あなたはどう感じられますか?

 

がん細胞って
いったい何者なのか?

がん細胞は、上で紹介した
ものすごいDNAの修復機構を
すり抜けて増えてしまった細胞
なんですよね。

ここでまた

ちょっと面白い動画をいくつか
発見したので紹介しようと思います。

 

テーマは

【がん細胞って何者なのか?】

これって人それぞれに
世界観というか・・・
【がんのイメージ】があると思います。

 

 

 

がん細胞の心を想像してみた

 

1つめの動画

★新課程生物発売決定★
サンプル5「がんのしくみ」(6:13)

 

この動画で話しているのは
生物の先生なのですが
この先生のがんのイメージは・・

 

がん細胞は
働かないうえに定年退職もしない細胞で
(分化もせずアポトーシスしない)
食っちゃ寝、食っちゃ寝 しているイメージ。

誤解を恐れず、
思い切って言い換えると・・
【穀潰しの迷惑なヤツ】
って感じかな。

なかなか大胆で、
人によっては不快な表現かもしれませんが
面白い見方だなぁと感じます。
(不快感を感じた方はすみません
以降何回か出てきますが許して下さいね)

 

食事療法などは
【穀潰しの迷惑なヤツ】を
兵糧攻めにして、正しい身体の働きを
取り戻す療法ですよね。

 

 

でね、私は常々

がんはメッセンジャー

だと思っているのですが・・

 

その視点から
【穀潰しの迷惑なヤツ】というイメージが
興味深いと思うんです。

というのは・・・

 

 

がんの方って、
とても頑張って働いてきた
方が多いと感じるから。

 

自分に長年無理をさせてきていて

【穀潰しの迷惑なヤツ】
とは 正反対!!

 

 

そういう視点でみると
身体の中に働かない細胞が生まれるって
ものすごいパラドックスなんですよね。

 

私は、セラピーをやっていて
実はパラドックスをたくさん感じるのです。

意識に昇らないことは
無意識的に身体で表現される

のです。

 

本当は、
もう疲れて働きたくない

これ以上無理できないよ

 

そんな無意識の声を代弁して
生まれてきたのが、

働かない細胞
=【穀潰しの迷惑なヤツ】

のイメージに合うよなぁ・・

なんて思ったりもします。

 

 

2つ目の動画

こちらはアニメの
働く細胞のがん細胞のイメージ

これも、とても秀逸だと思う。
なんだろ。ちょっと胸が痛い。
がん細胞の怒りと切なさが胸にきます。

 

こちらはがん細胞の最期のシーン

 

がん細胞と免疫細胞の
最期の会話書いてみますね。

 

がん細胞

普通の細胞に化けて
おまえに助けてもらった時
僕は・・・僕は普通に嬉しかったんだ

誰かに助けてもらうなんてこと
生まれて初めてだったからな

 

こんな僕のことを
助けようとしてくれる
細胞なんて
この世界には一人たりとも
存在しない。
当然だよな


本当は僕はただの細胞なんだ

この世界の一員として
みんなとただ毎日平和に生きていく
はずだった。 なのに・・・

 

免疫細胞

俺たち免疫細胞はおまえを救えない。
身体の決まりに逆らって増殖し
栄養分を奪って
正常な組織を破壊するおまえを、
生かしておくことも
治してやることもできない。

 

 

がん細胞

わかっているよ。
そんなこと。

でも・・・・今日が終わったら・・
どうせみんなすぐ忘れてしまう。
僕の恨みも怒りも悲しみも

誰にも聴いてもらえないまま風化して
なかったことになってしまう
何も残らない。

細胞分裂の手違いで
味方になるはずだった免疫細胞に
命を狙われて、闘って負けて
この世界に何も残せずに死ぬなんて
何のために生まれてきたんだ!

 

 

免疫細胞

それでも、おれは
お前を殺さねばならない。
それが俺の仕事なんだ

 

 

このセリフ・・私は、
がんになった私たちの心
代弁しているように思えてならないのです。

 

 

誰かに助けてもらうなんてこと
生まれて初めてだった。

誰にも助けてもらえないと思って
一人で闘い続けてきたがんの方、
いらっしゃいませんか?

 

僕の恨みも怒りも悲しみも
誰にも聴いてもらえないまま風化して、
なかったことになってしまう

心の奥底に
恨みや怒りや悲しみをたくさん抱えて
頑張ってきませんでしたか?

 

 

何のために生まれてきたんだ

自分の人生に虚しさや、
無意味感を感じてきませんでしたか?

 

 

がん細胞は
最後は死んでしまうけれど

私たちに大切なメッセージを
伝えてくれているように感じます。

 

人から助けてもらっても
いいんだよ

 

恨みや怒りや悲しみの感情は
押しこめずに・・・
誰かに聴いてもらうと
心が癒えるよ

 

あなたが生まれてきた理由・・
どうか生きることを楽しんで!!
思う存分味わって!!

 

 

今日はDNAの修復からスタートして
がんのメッセージに着地しました。
まさかこうなるとは(笑)

いかがでしたか?
よかったらご感想聞かせてくださいね。
loving-presense@life-art-lesson.jp

 

最後まで読んで下さってThank you

 

 

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