前回は遺伝子の修復のお話から
がん細胞への心に着地しました。
こちら

DNAの修復とがん~ がん細胞のメッセージ

で、今日も
遺伝子つながりで、
お話してみようかなぁと思います。

*がん遺伝子と治療薬の話

*自然治癒力を
 笑いと感謝と祈りで
 スイッチオンする話です。

どうぞよろしくお願いいたします

 

動画が良い方はこちらをどうぞ~!


【がん】自然治癒力アップ!
笑いで遺伝子のスイッチをオンにする(9:19)

 

がん遺伝子と治療薬の話

以前の私は
がんの検査の開発をしていました。
そのお仕事についたのは2000年のことです。

スタートしてはじめに知ったのは
がん遺伝子がん抑制遺伝子
存在でした。

あなたも聞いたこと、
あるのではないでしょうか。

 

 

私が仕事を始めた当時
がん抑制遺伝子として
Rbやp53という名前の遺伝子が
着目されていました。

実は私も
p53遺伝子から作られる
p53タンパクの量を測定する仕事を
していたことがあります。

多くのがん細胞で
p53遺伝子に変異が起こっていて
p53タンパク質は分解されずに
たまってしまう特徴が知られています。

 


下の本はがんの仕事をしていた頃
勉強していた本です。
上の本は今日の記事で紹介する本

 

それはさておき・・

 

創薬の世界では
がん遺伝子やがん抑制遺伝子の研究から
たくさんの薬が作られてきています。

分子標的薬と言われるものです。

たとえば・・・

Her2 乳がんの予後を
劇的に改善した ハーセプチン

白血病で効果が高い グリベック

アバスチン
オプジーボもそうですね。

 

豆知識的に
簡単で参考になるURL貼ってみます。
興味のある方は覗いてみてくださいませ。

いま使っている薬や検査の意味が
ちょっぴりわかるかもしれません。
(載っているのは分子標的薬だけです)

これまで見つかっている
がんを引き起こす遺伝子
https://first-genetic-testing.com/disease/cancer.html

遺伝子異常と分子標的薬の
マッチングがつくる
がん治療の未来

https://cancer.qlife.jp/series/as005/article8013.html

 

 

でね、
遺伝子についての昔のイメージって

遺伝子(DNA)は設計図で
すでに決まってしまっていて
変化しない

そんなイメージがあったと思うんです。
私もそう信じていました。

 

でも、実はそうじゃない!

 

正確にいうと、遺伝子には
オン・オフのスイッチ
があるということ。

私たちの細胞の中にあるDNAは
大半が眠っているのですが
ある条件でオンになったり
オフになったりするのです。

 

 

笑いと感謝と祈りで
人生のポジティブ遺伝子を
スイッチオンにする

このことで
面白い研究をされていたのが
筑波大学名誉教授の村上和雄先生です。

残念ながら、
今年(2021年)の4月に
お亡くなりになられましたが、

この先生の研究は、
私たちの希望を与えてくれるものです。

 

人を幸せにする魂と遺伝子の法則

 

本の中からエピソードを紹介しますね。

 

笑いと遺伝子の研究

村上先生はなんと!吉本興業と組んで

「笑いによって、
 遺伝子のスイッチが
 入ったり切れたりするのか?」

という研究をされたんです。
面白いですよね

 

どんな研究かというと・・・

糖尿病患者さん25人を
対象にした実験でした。
実験は2日にわけて行われました。

 

実験1日目

糖尿病患者さんの血糖値を測定して
それから軽い昼食をとってもらいます。

その後、40分間大学の先生の
【つまらない】講義
聞いてもらってから再度血糖値を測定。
昼食前に測っておいた血糖値と比較する。

ちなみに【つまらない】講義のテーマですが
「糖尿病のメカニズムについて」
だそうです

 

【つまらない】というのは、
村上先生ご自身の言葉ですからね!
誤解しないでくださいね。
まぁでも確かに・・・大学の授業では
私もよく眠っていましたが

 

 

で、結果は・・・
【つまらない】講義を聞いた後の
血糖値は平均123ミリグラムに
上がっていたそうです。

中には200ミリグラムに上がっていた人も。

ここでの村上先生の淡々とした文章が
なんだか笑えます

==============

このことは、血糖値の高い人は
なるべくつまらない先生の話は
聞かない方が良いということを
示しています。

==============

 

 

実験2日目

1日目と同じ要領で血糖値を測定し
軽い昼食をとってもらいます。

そして今度は
40分間B&B(ちょっと懐かしい)の
漫才を聞いてもらう。

会場の人は大笑い。

結果は・・・・なんと!!
血糖値の平均は77ミリグラムに。

 

すごいですよね!

 

 

 

当時この実験計画を
糖尿病の専門医に相談されたとき、

多くのお医者さんが

そんなアホみたいな実験は
まともな医者はしません

 

と言われたそうです。

 

いやいや!

アホみたいなこと万歳!!!

じゃないですか?

 

笑いは副作用のない薬
になりうる
可能性が証明されたのですから!!

 

 

これは、
全ての病気についても
言えることだと思います。
もちろんがんにも
言えると思います

 

遺伝子に影響を与える
3つの因子

世界的に著名な
アメリカの細胞生物学者
ブルース・リプトンも
このように言っているそうです。

遺伝子は

単なる生物の設計図にすぎず

意識や環境が

細胞をコントロールし

遺伝子の振る舞いを変える



1つの細胞のあり方が、

環境のいかんによって

左右されるのであれば、

何十兆個もの細胞集団である

人間もそれと同じはず。



細胞の1つの状態を決めるのが

遺伝子ではないように、

私たちの人生も

遺伝子が決めるのではない。

 

そして村上先生は
私たちの遺伝子に影響を与える
因子として以下の3つあげています。



1つ目:物理的要因

熱、圧力、磁気、光、周波数、運動など





2つ目:食物と科学的要因

アルコール、喫煙、環境ホルモン

ビタミンは

遺伝子のスイッチのオン・オフに

関わっているそうですよ。





3つめ:精神的要因

ショック、興奮、不安、怒り、恨み

愛情、喜び、希望、信条、祈りなど


 

これ、どう思われますか?

光や運動、食物、そして心
これって
わたしたちの日常生活のことです。

 

日常生活を快適に過ごすことが

人生のポジティブ遺伝子の
スイッチをオンにする
ことに繋がっていると思います。

なんだか希望が湧いてきませんか

 

祈りが遺伝子をオンにする
祈りによる治癒の話

さらにね
村上先生の研究は
祈りと遺伝子の研究へと
発展していきました。

 

奇跡を呼ぶ100万回の祈り

 

こちらの本の中には

悪性の脳腫瘍が、
祈りの力で治癒した例が紹介されています。

悪性脳腫瘍になったのは18歳の青年。
この父親は高名な医師でした。

父親は息子に
最先端の治療を施したものの
若い青年の腫瘍の速度は速く
効果が得られなかったそうです。

この父親は、治療の効果がないと
分かるや否や、
同僚の医師によびかけて
「ヒーリング集会」を開いたんだそうです。

60名の現役医師が集まり
青年の治癒を願って祈りを捧げました。

そして、なんと驚いたたことに
集会から10日後に、
青年の脳腫瘍は消えて
なくなっていたそうです。

驚きますよね

 

祈りってエネルギーなんだと
村上先生はいいます。

あなたは、
このお話どう感じられたでしょうか?

 

 

興味をもたれた方に
村上和雄先生の動画貼っておきますね。
ナマの声を聴いてみるのも良いと思います。
是非ご覧くださいね。

 

筑波大学名誉教授 村上和雄氏
生命(いのち)の暗号
遺伝子オンで生きる

前編(8:05)

 

後編(7:24)

 

後編は
サムシング・グレートについて
語っておられています。

こんな言葉が胸に響きます。

環境問題を考える時に、

今わたしどもは【地球にやさしい】って

言ってますけど、私は

地球生命が優しい

思っているんですよね。





遺伝子をみると、

全ての生き物はつながっている。

本当にその通りだと思います。

 

最後にこちらから写真をお借りしました。
村上和雄の『遺言』 | 村上和雄 心と遺伝子研究会 (mind-gene.com)

 

最後まで読んで下さってThank you

 

 

ピンクのボタンを押していただくと説明ページへとびます。

メールマガジン

体の治療だけで安心ですか?
心にも取り組みたいあなたに、
無料メルマガがきっとお役に立ちます

 

15年以上の経験をギュッと凝縮しました。
心を支える方法や、不安を解消する方法
をお届けしています♪

黄色いボタンをクリック