プロフィール

1969年 大阪府出身。
奈良市にて学生時代を過ごす。

町工場を経営する父と
専業主婦の母の間で育つ。

幼少期は父の仕事が安定せず、
経済的なゆとりはなかったが、
父が子供とよく遊んでくれたことが
幸せな思い出として残っている。

小学校高学年
父が町工場の経営を始め一転して仕事一辺倒
になり、母が精神的に不安定になり始める。
母の心の痛みを聴き続けるうちに
母子共依存関係に陥る。

高校時代
経営の重圧から父はアルコールが入ると
荒れるようになる。心の救いを求めて
父は新興宗教に傾倒、家庭不和が深まる。
その後、父の女性問題が発覚し、
母の精神不安定に拍車がかかる。

1992神戸大学農学部農芸化学科を卒業
当時導入されたての女性総合職として
大手企業の研究員として採用され、
静岡県富士市で食品の研究開発に従事する。
実家を離れ始めての一人暮らしだったが、
母子共依存の影響がぬけず
心の苦しさを抱え続ける。

1996年 四年半の遠距離交際を経て、
現在のパートナーと結婚。
結婚を機に退職するが、その直後
思いもかけず、パートナーも失職。
その後、派遣社員として計4社の研究所で
10年間勤務。ワーカホリックな日々を過ごす。

2004年 父が脳内出血で突然他界。
一人になる母を放っておけず、
主人と母と3人での同居生活をスタート。

2005年 乳がんに罹患。偶然にも
がんの検査試薬の開発に携わっていた
ことから、夢中で研究開発に没頭する。
手術 放射線治療 抗がん剤治療を受けながら
仕事を続け、その実績が認められ
2006年正社員として登用される。
試薬開発チームのサブリーダーとして
商品開発に携わり、新しい乳がんの
予後予測検査の上市に漕ぎつける。

一方家庭では、
母の感情の起伏の激しさ、不安定さに
翻弄され続けフォローを続けるうちに、
精神的に苦しくなりストレス過多に。

2010年
母親との関係を改善したい思いから
心理学の門を叩き、自分自身に真剣に
向き合い始める。学びの過程で、
長年抱えていた体調の不調が激減、
心理セッションの効果に強い希望を感じる。
セラピーで自分自身が癒えるとともに
母親との関係も徐々に改善に向かう。

興味の赴くまま、アートセラピー、箱庭療法、
夢分析、ハコミセラピーを学び
セラピストとしての経験とスキルを積む。

2016年 上市させた商品が、後続商品に
引き継がれるのを見届け退職。
セラピストに転身することを決意。

2018年
パートナーも4年間の学びを終え、
プロのホメオパスとして開業。
夫婦一緒にセラピストとなるという夢
を実現する。

時を同じくして、
母親との関係にも大きな変化が起こり、
自然な流れで14年の同居生活を解消。
現在はお互いにラクな良い距離感に。

現在は
*がんを体験された方、
*AC、毒親育ちさんを中心に
自己成長を望む方に
アートやマインドフルネスを用いた
セッションを通じて関わり、
心身の安定と成長に寄与している。

五感につながり心と身体がくつろげる、
大人の遊び場を一人でも多くの人に
届けることが目標

趣味:ガーデニング、編み物、読書、ダンスのレッスン

 

がんについての想い

私はがんという病 に長年関わってきました。
私自身も乳がん経験者です。
学会で10年近く、最新の知見を聞きながら、
現代の医学では完全に治すことのできない
癌について色々と思いを巡らせました。

新しい薬はどんどん開発され、その成果で
予後が改善されるケースもありますが、未だ
全てのがん根治をすることはできていません。

良い薬が開発されても、医療費の負担は
相当なものです。副作用も無視できません。
たとえ効果が高い薬剤であっても、
使い続ければ薬剤耐性が出ます。

学会では
どのように薬を組み合わせていくべきか、
効果のある薬剤をどうやって選ぶのか?
そのような研究報告が何年も繰り返されていきます。

このような状況をみながら
全てが解決するような夢の治療法に
どうしたら行きつけるのだろうか?と
日々思いめぐらせていました。

患者にとって、
色々な薬剤を使いながらがんと闘い続けることは、
果たして幸せなのだろうか?
副作用、治療費、延々と続く闘い。
その中で幸せを感じる時間が削られているのでは
ないのか?そんなことすら思うようになりました。

かと言って治療を放棄することはできません。
命は簡単に諦めきれるものではありません。
生きたい。生きていて欲しい。切なる願い。

何かいい方法はないのだろうか?
どのように生きるのが幸せなのだろう?
自問が続きました。

そんな中、一冊の本に出会いました。
医学博士である土橋重隆さんの書いた
『ガンを超える生き方』という本です。

そこにはがんと心の関係が描かれており

“がんは人生の再構築を促している”

ということが書かれていました。

自分を振り返って
『そうかもしれない』と思いました。

どのように生きるのが幸せなのだろう?
私が本当に欲しいものは何なのだろう?

この問いに対して、今私が行きついた答えは
『自分の本質が望む生き方をすること』です。

私はこのような経験を経て
自分自身の苦しい状況をひとつひとつ
変容させてきました。

もしも神様がいるとして、
私にこのような経験をさせてきたのならば、
がん患者さんに関わることが私の天命
なのだと思います。

慢性病は、心の在り様や生き方が深く関わって
いると言われています。従来の西洋医学の治療
だけでは足りないのです。
私はがんの多くは
『人生を見直せ、生き方を変えろ』という、
魂からの厳しいメッセージではないか?
と思うのです。

同じような想いをもって、
日々取り組んでいるあなたといつか
お目にかかれるのを楽しみにしています!!

 

「Re・rise News」さんのインタビュー

Re・rise Newsとは
『美しい時代を創る人達』と題し
様々なインタビューが掲載されたサイトです。
完全ボランティアで運営され
動画編集なしがルールのインタビューです。

不慣れですが思いを語っています。
もし良かったらご覧ください。

資格等

長岡由子(本名 川﨑由子)

Certified Hakomi Therapist(CHT:ハコミ研究所 認定ハコミセラピスト
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
ICC国際コーチング連盟 認定コーチ
インナーサイエンス研究所認定ドリームセラピスト
アーツ・コミュニケーションラボ 応用講座修了
日本箱庭療法研究会認定 箱庭心理セラピスト
BDI認定 ボディワークコース修了