2025年のお正月
久しぶりに読書ができました!
最近はYou-tubeが面白くて
読みたい本が後回しになっていたのです。
そびえ立つ【積読本】タワーの
一角が崩れて、嬉しい~
やっぱり節目って大事ですね~
食道がんで旅立たれた
経済評論家 山崎元さんの本
読んだのはこちらの本
経済評論家の山崎元さんの著書です。
内容は
山崎さん自身の終活について
あとは
がん治療にかかった負担額について
がん保険は要らないということ
脱毛でヘアスタイルのこだわりが消えた話
などなど。
読んだ感想を一言で言うと
人は生きてきたように
死んでいく
ということかな。
私は昨春から株を始めた初心者で
山崎さんを知りませんでした。
本を読むにあたって
You-tubeで動画を拝見すると
穏やかな物腰にもかかわらず
切れ味鋭いトークが軽妙で
とても好感を持ちました。
考え方は全く違うのに
好感を持ったワケ
この本には
山崎さんが食道がんになってから
大好きだったウィスキーを断ち
病院の近くに引っ越して
徹底的に持ち物を整理された
ことが書かれていました。
その行動は
自分の「持ち時間」を冷静に予測し
経済評論家ならではの目線で
機関損失やサンクコストを吟味した
結果としての行動でした。
まるで
最高のタイミングで株を手じまいする
経験豊富な投資家のようです。
一方私はというと・・
余命宣告は真に受けない。
自然治癒力を発揮して
ゆったりと長く元気に~!
という思考の持ち主。
ある意味、真逆の発想。
そして
かの山崎さんはというと・・
【癌患者には親切にしないで】という章で
昔話をしたがる人には会わない
と書かれていて・・
私はそれにも面食らいました
だって、私は
セラピーで過去の傷つき体験を
お聴きするのが仕事ですからね(笑)
そしてもし私が
山崎さんの古い友達だったり・・・
家族だったりしたら・・・
近寄りがたい寂しさを感じたと思います。
こんなにも
山崎さんと私の考え方は違う!
でも・・違うにもかかわらず
山崎さんの生き方も素敵だなと
心地よさを感じる私もいます。
私が山崎さんと
同じ立場になったとしても
恐らく私は違う生き方を選択します。
それでも山崎さんに好感を持つのです。
人は生きてきたように
死んでいく
この一言につきるのです。
自分自身を全うされたことに
ただただ拍手を贈りたい気持ちになるのです。
自分を生きるってそういうことだよね!
と思うのです。
痛快!
「善意の愉快犯」として生き切る
この本で
一番印象に残ったのは こんな一節でした。
「善意の愉快犯」
でありたいというのが
私の経済評論家としての願いだ。
甘い言葉で個人にアドバイスして
不要な商品を売りつけようとする輩の
商売を邪魔することである。
「善意の愉快犯」
めちゃめちゃいいなぁ・・(笑)
不要な商品を売りつけようとする輩の
商売を邪魔すること なんて!
この柔らかくてスマートな正義感に
思わずニヤリとしてしまいます。
あなたは誰ですか?
私は
自分は何者であるか?
ということが大事だと思っています。
山崎さんの場合は
「善意の愉快犯」であることが
人生を全うする上で大切だった
のだと私は感じました。
あまりにも【短い持ち時間】(余命半年)
という厳しい現実を受け入れ
老獪な相場師が
無駄のない商いをするように
山崎さんは、半年あれば
残り何冊書けると本を書き
クリアな思考で
自分に必要と思うものだけを選び
命を全うされました。
「善意の愉快犯」であること。
そのアイデンティを成す
諸々の要素が山崎さんを支え
有終の美を遂げさせたのだと感じたのです。
そうそう
私がさせてもらっている
ハコミセラピーですが
【ハコミ】というのは
ホピ インディアンの言葉で
あなたは誰ですか?という意味です。
山崎さんの場合は
【善意の愉快犯】でした
さて、あなたは?
・・・何者でしょうか?・・・
何者として
人生を生きたいでしょうか?
もし良かったら
心の旅であなたが何者なのか
探求してみませんか?
そして最後に
山崎元さんのご冥福を
心よりお祈りいたします。
お正月に公園で咲いていた椿
マインドフルネスで
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