
11月16日の名古屋での交流会が
無事に終わりました。
はじめて人前でお話しするということで
緊張していたのですが
会場についた瞬間
小澤さんをはじめスタッフの皆さんの
温かいサポートにふれ
「ここは安心して語っていい場所だ」
と自然に肩の力が抜けていきました。

話しはじめると
参加者のみなさんが頷きながら
聞いてくださって…
その温かいまなざしに励まされ、
気づけば心がほどけて
ついでに関西弁も飛び出し![]()
内側から言葉が出てくるのを感じました。
心に残っているのは
私の「心の旅」についてお話していたとき
会場から 「あぁ〜…」という声が
聞こえてきた瞬間
“伝わった”
その実感が胸の中に温かく残っています。

アートの力と、まっすぐな質問
「アートセラピー、面白そうですね」
と感想をいただけたことも
とても嬉しい出来事でした。
私が伝えたかったのは
まさに 心の旅の面白さ!
セラピーというと
「専門家にコントロールされる」
イメージ持つ方もいらっしゃいますが
心の旅ではそんなことは起こりえません。
むしろ、
その面白さを、セラピストも一緒に
味わわせてもらう もの。
だからこそ、
「面白そう」と言っていただけたことが
とても嬉しかったのです。

印象的だった質問のひとつが
「再発しなかった決め手は
何だと思いますか?」という問い。
私は、がんを“治すため”に
心の旅をしたわけではありません。
けれど、がんを抱えながら
参加してくださった方々にとっては
とても大切な問いなのだと感じました。
もし、がんがあなたに
何かメッセージを届けているとしたら——
それは“取引き”では届かない種類の
深い“愛”かもしれません。
時に厳しく、命さえ揺さぶる愛
でも確かに人生を動かす何か。
魂にふれ、本質に押し戻してくれる何か。
味わうこと
喜ぶこと
感謝が湧くこと
心も身体を震えるほどのなにか。
がん共に生きる道の“心の旅”は
きっと、そんな本質にふれる体験なのだと
思います。

実はその直前、母が旅立っていました
講演の10日前
花咲き乳がんを抱えていた
84歳の母が急変し
あっという間に旅立ちました。
その時は
「名古屋へ行けなくなるかもしれない…」
と思うほどの突然の出来事でした。
けれど、母との最期の時間は
驚くほど静かで穏やかで
そして、潔かった。
笑顔で眠るように逝った母の姿に
「カッコいいな」とさえ感じました。
「私が交流会で集中して話せるように、
送り出してくれたのかな?」
そんなふうにも感じています。
がんであっても
最後まで自分らしく正直に生きた母。
母の旅立ちと私の講演。
ふたつの大きな出来事が重なったことで、
胸の奥から自然と感謝が湧きました。

終わったあとに訪れた、静かな満足
講演が終わり、1人になった瞬間に
最初に出てきた感情は
「ホッとした」
「話せて良かった~」
というものでした。
母の看取りと葬儀の喪主
そしてはじめての講演。
大きな出来事がほぼ同時に
押し寄せていたので、
ずっと背中に緊張や焦りがありました。
でも、どちらにも丁寧に向き合えて
無事にやり切れたことに
静かな満足感を感じています。

これからまた
私の“心の旅”は続いていきます。
名古屋でお話ししたことを
受け取ってくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
そして、ブログでも
私の心の旅をまた丁寧に綴っていきますね。
楽しみにしていてください。

今は、亡き母の諸手続きで
少しペースがゆっくりになりますが
これは私が伝えたい大切なテーマ。
焦らず丁寧にお届けしたいと思っています。
これまでの心の旅はこちらから読めます。
がんの方むけまとめ
アダルトチルドレンさんむけまとめ
そして、この記事が
あなた自身の“物語”を
そっと見つめ直すきっかけになれば
嬉しいです![]()
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