アートセラピーと無意識
私たちが夜に見る夢
あなたは、夢について
どんなイメージを持っていますか?
夜にみる夢は、昔から「夢分析」という形で
心理療法に使われてきました。
夢には
普段は意識の奥に押し込められている
感情や思考が、形を変えて現れると
考えられています。

アートセラピーも、
これととてもよく似ているんです。
ふっと内側から浮かんできたイメージ
何気なく描いた絵や形
この中には
私たち自身も気づいていない
“無意識からのメッセージ” が
込められています。
それを丁寧に感じ
たどっていくことで
抑え込んできた感情が
少しずつほどけていき、
やがて――
心の奥にある「本来の自分」と出会っていく。
私にとって、アートセラピーは
そんな心の扉を開く入り口でした。
心の癒しは、言葉を超えた世界の冒険
「心の癒し」って
どんなイメージがありますか?
もしかすると
自分の体験を語ったり
カウンセラーに受け止めてもらったり――
そんな場面を思い浮かべる方も
多いかもしれません。
もちろん、それも大切なプロセス。
けれど、私が歩んできた“心の旅”は、
ちょっと違っていました。
それは
言葉を超えた世界。
心の冒険 のようなものでした。

言葉にはならないけれど
確かにそこにある感覚や想い。
それらが
イメージや身体感覚として
ふっと現れて・・・
ある瞬間、深く腑に落ちる。
私はそんな体験を重ねていくうちに
過去のバラバラだった出来事や感情が
パズルのピースのように
つながっていきました。
そして気づいたら
どれだけ頑張っても変わらなかった現実が
いつの間にか、自然に変わっていたのです。
今日から続く3記事は
そんな「心の旅の面白さ」を
少しずつ辿っていく連載です。

「なにがしたいかわからない」――そこから始まった内なる世界の冒険

心と向き合い始めた頃
私はよくこんな質問をされました。
「どんな自分になりたいですか?」
けれど、その問いに
私はまったく答えられませんでした。
私にはしたいことなんてなかったんです。
ずっと、『すべきこと』を優先して
生きていました。
なので
なりたい自分どころではなく
「したいことより
やるべきことでしょ!」と
怒りがこみ上げてくるような状態でした。
今思えば、これは
アダルトチルドレンの方によく見られる反応です。
困った私は、内観をしてみました。
すると、心の中に浮かんできたのは
緑の原っぱと、その上に置かれた白い箱。

箱の中には
線路とおもちゃの電車があり
私は子どもの姿で
その電車に乗って遊んでいました。

この写真は私の作品です
レールの上を走るおもちゃの電車。
――これはきっと、
子どもの頃に私が選んだ
「レールの上を生きる人生」の
象徴だったのだと思います。
そして、その部屋の隅には
壁いっぱいのサイズの
大きな赤い三角の積み木 がありました。

でも、イメージの中の私は
それが怖くて
近づくことができませんでした。
当時は意味が分かりませんでした。
でも、いま
はっきりと気づいたことがあります。
私は怒りを表現するとき
いつも「△」を描いていました。
あの赤い積み木は――
自分でも触れるのが怖かった
大きな怒り
の象徴だったのだと思います。
そんな箱の中でレールの上で生きて来た私が
次にとった行動は
ーーなんだと思います?
最初の冒険― 箱の上に立って、万歳
箱の外に出て
両手を高く上げて、
「ばんざーい!!」
……はい、それだけです(笑)

でも、それが
当時の私にとっては
とてつもない大冒険でした。
お昼に万歳を始めて
気づいたら真夜中。

「え? どんだけ万歳してるの?」
と、今なら思いますが(笑)
あのときの私は
心の中で確かに叫んでいました。
「やってやったぜ!」
今思えば
やたらテンションだけ高い
“心の世界の新人さん” だったなと思います。
でも、この小さな一歩が
私の心の旅の始まりでした。
次回は
「もう戻れない」と感じたあの日から始まる
最初の冒険と心の奥に潜んでいた
“本当の怖さ”に迫ります。お楽しみに![]()
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