以前、がんと心の深い関係でね
いくつかのパターンがあるのかも・・
と書きました。例えば・・
- 罰としてのがん
- 愛されたいがん
- 休ませるためのがん
- 怒りが作り出すがん etc.
以前の記事では
罰としてのがんについて書きました。
で、今日は、
休ませるためのがん
について書いてみたいと思います
動画も作ってみました～
がんになって
休む理由ができた
メルマガでもお話していますが
私は35歳で乳がんになったとき
ホッとしたんですよね。
これで大手を振って休める
がんになるまでの私は
極度のワーカホリックで
仕事以外は何もない状態でした。
ワーカホリックと言っても
仕事と家庭や趣味のバランスが
取れていれば、まだいいのですが・・
当時は全くとれていませんでした。
ホントにボロボロ・・
平日は残業で21時を過ぎて帰宅
週末は疲れて昼過ぎまで眠り
部屋の掃除と食料品の買い出しで終了
ちょっとだけ残った短いスキマ時間に
無理に趣味を詰め込んで
アップアップしてパニック
自分の身の回りのケアは後回し
食事も疲れて作れず結局コンビニ弁当
夏になっても気づかず冬の靴下
しかも時々穴があいている
お気に入りのズボンを履き続けて
お尻が擦り切れ、駅で穴があいていることに
気づいて・・かばんでお尻を隠しながら帰宅
イメージ掴んでもらえます？？
なんかもう必死で生きてる感じですよね？
こんな状態が何年も続いて
がんになった私は
これで大手を振って休める。
ってホッとしたんです。
休めないこころ
そこまで休めないの？
健全な心の状態の人は
そんな風に思うとおもいます。
だって、誰も
そこまで働けって
強制していないんです。
むしろ優しいんです。
疲れたら休んでいいって
いってくれるんです。
そう・・・
自分が自分に休むことを
許していないんですよね！
働き続けていないと
生きている価値がない
役に立ってはじめて
私の存在価値は認められる
心の奥は戦々恐々で
サバイバルし続けていました。
自分を大切に
することができない
休むことすら
許されないのですから
自分を大切にするなんて
もってのほかでした。
人を優先して自分は後まわし
できるだけ小さく小さく
迷惑をかけないように
役に立てるように
クライアントさんからもね
心が痛むセリフを
お聴きしたことがあります。
あなたの人生を生きていい
あなたの好きなことをしてもいい
そんな風に
マインドフルネスでお声がけしたときに
クライアントさんから帰ってきた言葉です。
私は自分のためじゃなく
人のために存在している
悲しいよね
だけど・・・もう
頑張れなくなっているんですよね。
疲れてへとへとなのですよね。
喜びも希望も
見えなくなっているんですよね。
それが続いたら
暗闇の中を生きている気持ちに
なりますよね？
自分を大切にすることは
まちがっていない
私たちは子供のころ
親に依存しなくては
生きていけませんでした。
もしかしたらあなたにも
小さな子どものころ
親から愛されるために
周りから認めてもらうために
人を優先して自分は後まわし
できるだけ小さく小さく
迷惑をかけないように
役に立てるように
自分のためじゃなく人のために存在する
そんな風に頑張って
生き抜いてきた子ども時代が
あったのかもしれません。
でもね
そんな頑張りを続けることには
限界があるし
あなたが人を大切にするように
あなた自身も
大切にされなくては
いけません
そうしないと
身体も心も悲鳴をあげてしまいます。
もしあなたの中に
自分を後回しにし続けてしまったり
人のためだけに生きている
そんな感覚があるのなら・・
どうかその部分に
伝えてあげてください。
あなた自身を
大切にしてもいいですよ
自分を大切にすることは
まちがっていません
って。
もし、この言葉でモヤモヤしたり
受け入れらない感覚が出てきたら・・・
そこはあなたの人生を変える
癒しの入り口になると思います。
マインドフルネスのセラピーで
がん体験者さんの心のサポートを
しています。
もしよかったら一緒に心の旅をしましょう
あなたが楽に自分らしく
これからの人生を生きていけるように
深い内面からの変容を
お手伝いさせてくださいね。
今日もありがとうございました。
92歳のおとうちゃんちのむくげの花
むっちゃ綺麗
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