今日もクライアントさんと
セッションさせていただいて
感じさせていただいている事を
書いてみたいと思います。
わたし
腫瘍とハグしてるんです
これは、先日のセッションで私を驚かせた
クライアントさんのひとことです。
許可をいただいたので
その時の驚きと感動を
綴らせていただきたいと思います。
このクライアントさんは
突然の脳腫瘍の症状のため
有意識下の開頭手術を体験された方です。
どちらかというと寡黙で忍耐強い
しっかりした素敵な女性です。
脳腫瘍って、がんの中でも
独特の恐怖を伴うものだと思います。
というのも・・・
急に意識がなくなったり、
言葉が話せなくなったり・・
聞こえなくなったり・・
機能を失っていく・・・。
この方も、再発の恐怖に
心底苦しめられていました。
その上
病院の担当医はいつも診察の度に
【覚悟しておくように】という
ネガティブなニュアンスを毎回毎回
クライアントさんに伝え続けたのだそうです。
何度か前のセッションでは
再発の恐怖を
扱わせてたいただいたことがあります。
この時クライアントさんは
マインドフルネスの意識の中で
荒れ狂う激しい大波に向かって
こんな風に【内面の叫び】を表現されました。
／
お前（腫瘍）がいたら
怖いんだよーー！！
＼
／
持っていくなら
ひと思いに
持っていってー！！！
＼
彼女の叫びが激しくなるほどに
波も激しく大きくなり、
彼女に向って押し寄せてきました。
その後、セッションの中で
内面の叫びが激しくなるほど
波も激しく高くなる
ということに気づかれて・・・
徐々に
波は穏やかで静かになっていきました。
厳しい病名を聞いたとき
医師も、周りの人達も
楽観的な期待や安易な励ましは
できなくなります。
このことが、当事者側にとって
孤独感や希望を奪われる原因に
なってしまうのだと思います。
確かに、だれ一人として、
この病気を抱える方の
恐怖や当惑や腹の底からの怒りを
本当の意味でわかることは
できないのかもしれません。
でも・・・
このクライアントさんの中には
確かに息づいているものが
あるのです。
それは・・
【生きたい】という
強い心の叫び
大地を踏みしめて
大空に向かって！！
【私は生きたいんだ！！】
医師や周りのデータが
どんなにネガティブなことを言おうとも
私が生きたいと思う気持ちを
踏みにじる権利はない！！ と！！
ありのままの思いに繋がって彼女は、
１年以上続いた担当医の
ネガティブな態度や発言に対して
ひとこと助言をされたそうです。
素敵ですよね
そして、その後のセッションで・・
彼女はマインドフルネスの中で
こう言ったんです。
わたし
腫瘍とハグしてるんです
本当に驚きました。
だって、何度か前のセッションで
彼女は、恐怖の大波に向かいながら
お前（腫瘍）がいたら怖いんだよーー！！
と叫んでおられたのですから。
なんと、驚いたことに
今、腫瘍は彼女の大切な同志に
なっているのだそうです。
というのは・・・
彼女が突然の症状の後
【どうしてこうなったのか？】
わけがわからず 右往左往してきたように
腫瘍も右往左往している。
もともとは
正常な普通の細胞だったのに
気付いたらこうなっていた。
そして、みんなから距離をとられ
恐れられていた。
私も、腫瘍も同じ。
同じ気持ちがわかる
唯一の存在。
だから・・・
一緒に協力して
【正常に】戻っていこう！！
これから、彼女と腫瘍さんが
どのような冒険をしていくのか？
私はとても楽しみな気持ちがしています
ということで、今日は、驚き感動した
クライアントさんとの営みを
紹介させていただきました。
セッションの中で
クライアントさんからいただいているもの
本当に多いです。
いつも深い感動を下さっている
私のクライアントさんたちに、
この場を借りて、感謝をしたいです。
いつもありがとうございます。
今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました
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