今日は本を紹介したいと思います。

田坂広志著 『死は存在しない』

おススメされて読んで
紹介したくなった本

実はこちらの本は
私の大切な知人から

【思考のパラダイムシフト】
        が起こった

とおススメしていただいた本です。

 

お盆に時間がとれ
じっくりと読むことができ
これは記事にして紹介したいなぁ・・と思い
いまやっとここに辿り着きました!!

 

 

私がこの本を
ここで紹介したいと思った理由は

がんになったら誰もが
自分の死について
見つめ始めるようになるから

 

だけど
死について書かれているものは
スピリチュアルな内容や
宗教に関わるものが多くて・・

科学を軸に動く
現代社会で生きている私たちには
なかなか腑に落ちにくかったりもします。

 

じゃあ、この本を読んだら
スコーンと腑に落ちるか?

というと・・

それはその人次第だと思うけど

 

なによりも私は
この本を読んで感動したんですよね。

泣いちゃった

この本が書かれた背後にある
田坂さんの想いに心を打たれたんです。

 

 

答えが出ない問いに
語りかけられる言葉

この本の冒頭にね
どんな人に読んでもらいたいか
が書かれています。

こんな感じです

「死」を直視すべきときを迎えている
あなたへ

「科学」にも「宗教」にも疑問
を抱かれている、あなたへ

最先端量子力学の「仮説」
興味を持たれている、あなたへ

人生で
「不思議な体験」が起こる理由
知りたい、あなたへ

肉親の「死」について
切実な想いを抱かれている、あなたへ

「死」についての思索を深めたい
あなたへ

 

どうでしょう?

 

私たちの中にずっとある疑問

答えのない問い

誰にでも訪れる死

病によってクロースアップされる死

 

でも、死んだらどうなるのか?
誰も知らない。

死後体験を語る人はいるけど
私は見たことないし・・・

そこに、何かを語ろうとしている

 

しかも、こんなフレーズが・・・

「科学」と「宗教」の
間にある
深い谷間に
「新たな橋」をかける

 

おおーーーっ

 

てなりました。

 

 

一部抜粋してみますね。

これまでの「科学」は、
「死後の世界」の存在を、
否定してきた。

それゆえ、「死後の世界」を肯定する
「宗教」とは、決して
交わることは無かった。

しかし、近年、最先端科学が、
一つの興味深い「仮説」を
提示している。

その「新たな仮説」は、
「死後の世界」が存在する
「可能性を、示唆している。

 

では、その「仮説」とは、
どのようなものか、
どのような科学的理論か。

もし、その「仮説」が正しければ、
「死後の世界」とは、
どのようなものか。

この「死後の世界」において、
我々の「意識」は、
どうなっていくのか。

 

もし、その「仮説」が正しければ、
それは、この人生を生きる我々に、
何を教えるのか。

もし、その「仮説」が正しければ、
「科学」と「宗教」は、
融合していくのか。

 

 

科学の限界を
肌で感じた先に起こること
本質につながりたい願い

実は私は会社員時代にはね
がんの研究開発のお仕事をしていて
科学の世界にどっぷりつかっていたのですが

会社を辞めて
新たな世界に生きたいと
切望している時期が長くありました。

 

その頃思っていた想いは・・

 

「科学」と「アート」
を融合させたい

 

田坂さんの言う
「科学」と「宗教」の融合と似てますね

 

私にとっての「アート」とは
文字通りのアート(芸術)でもありますが

同時に、シンクロニシティなどの
説明することのできない不思議な体験や
見えないけれど確かにあるものの象徴でした。

 

だから・・・
似てるどころか
本質的には同じなのかもしれない。

私たちはこれまでもずっと
本質や源を探し求めて来たのだと思います。

 

 

そして
田坂さんはこう言います。

宗教が提示する
「天国」や「霊界」を信じる
ブラックボックス的な思考に
向かうことはできなかった。

 

そうそう!
科学って宗教や迷信的な考えへの
アンチテーゼとして生まれた面があります。

だからこそ、
現代科学にはどうしても
欠けているものがあるのかもしれない。

何かを否定して
生まれ、発展したものが
完全(ホールネス)でありえるはずは
ないですものね。

ホールネスに戻るためには
欠けた部分を取り戻す必要があるのです。

 

 

深くて広大な世界へ
連れていってもらえます

この本が私たちに教えてくれる
最先端科学が示す
興味深い「仮説」が何かというと・・

ゼロ・ポイント・フィールド仮説

です。

 

どういうものかというと

この宇宙に
普遍的に存在する「量子真空」の中に
「ゼロ・ポイント・フィールド」
と呼ばれる場があって

この場に
この宇宙のすべての出来事の情報が
「波動情報」として
「ホログラム原理」で「記録」されている

というもの

言葉は難しいですが
アカシックレコードを知っている人
には馴染みがある考えかもしれません。

 

だけど、この本が私に与えてくれたのは

私が聞きかじりで知っていた
アカシックレコードの概念を
自分が死んだ後どうなるのか?
にまで結び付けてくれたこと。

 

さらに加えて

*SF映画が教えてくれること
*宇宙の誕生
*産まれてきた意味
*意識の不思議
*存在とは何か
*自分とは何か  などなど

とーーっても広大で
深~い世界へ
連れていってくれました。

 

いやぁ、もうほんとスゴイ!!

 

 

そしてね、本の終盤
12話以降がとても良かったのです!

 

何が書かれているかというと

この人生に別れをつげたい
思っている人へのメッセージ

そして

科学者へのメッセージ
宗教者へのメッセージ

 

私はこのメッセージで
涙腺が崩壊してしまったのです。

とってもおススメの本です。
良かったら手に取って読んで見て下さい。

 

 

本の目次紹介

いつものごとく目次だけ書いておきますね。

小見出しがかなりたくさんあって
全部書くと長くなってしまうので
大見出しだけ記載しますね。

あなたの参考になれば幸いです

序話
この本を手に取られた、あなたへ

第一話
あなたは、「死後の世界」を信じるか

第二話
現代の科学は「三つの限界」に直面している

第三話
誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」

第四話
筆者の人生で与えられた「不思議な出来事」

第五話
なぜ、人生で
「不思議な出来事」が起こるのか

第六話
なぜ、我々の意識は「フィールド」と
繋がるのか

第七話
フィールド仮説が説明する
「意識の不思議な現象」

第八話
フィールド仮説によれば
「死後」に何が起こるのか

第九話
フィールド内で
我々の「自我」(エゴ)は消えていく

第十話
フィールドに移行した「我々の意識」は、
どうなるのか

第十一話
死後、
「我々の意識」は、
どこまでも拡大していく

第十二話
あなたが「夢」から覚めるとき

終話
二十一世紀、
「科学」と「宗教」は一つになる

最後に、この本を
紹介して下さったNさんに感謝

今日もありがとうございました

 

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