わたしたちは遺伝子の犠牲者ではなく、
運命の支配者である

興味深い動画を発見!
内容を紹介します

先日、信頼するクライアントさんから

興味深い動画を発見しました!
ワクワクです~

と、ある生物学者の対談動画
紹介してもらいました。

 

早速見てみると・・

がんの方に希望を与えてくれそう
な内容ではないですか!
これは紹介したいなと思いました。

それで
今日はその動画を紹介します~~!

 

・・・

 

・・・

 

・・・と言いたいところなのですが

なんと!
動画がYou-tubeから
消えてしまってた~ 残念~
(耳から聴けて良かったのに~)

 

でもね
実はこの動画を紹介しよう!
と思った時にね

*まずはどんな方なのか?
*どんな理論なのか?
私自身がよく理解しないとね!と思い
著書を2冊購入して読んでみたんですよね。

なので
今日はその本の内容をピックアップして
お届けしたいと思います!

がんの方に役に立ちそうな内容を
頑張ってまとめますので
どうぞよろしくお願いします

 

 

がんも細胞でできている

ここでちょっと、話が変わるのですが

また別の大切なクライアントさんのことでね
その方はがんになって以来ずっと
死ぬことを恐怖に思っておられました。

でもね、この間のセッションで
こんな風におっしゃったんです。

不思議と
死ぬことが
怖くなくなりました。


がんも細胞でできているんだって
わかって・・

細胞は入れ替わっていくことを知って
死ぬことが怖くなくなったんです。

そんな感じのことを
おっしゃったんですよね。

 

なんか興味深くないですか?

 

 

そうそう・・・

私たちは細胞でできてます

がんも細胞でできています

 

でね、今日紹介するのは
生物学者ブルース・リプトンさんの著書。
この方はね、なんと
ずっと細胞に焦点をあててきた方です。

 

細胞つながり

 

そして私も元リケジョで
馴染みのある分野でもあります

 

 

がんの方が読むなら
こちらの本がおススメ

で、ブルース・リプトンさんが
どんな方かというと・・・

科学と精神の橋渡しにおいて国際的に
認められたリーダー。

幹細胞生物学者、ベストセラー作家
信念の生物学 2009年の五井平和賞を
受賞した彼は、数百のテレビ番組や
ラジオ番組のゲストスピーカーであり
国内および国際会議の基調講演者でもある

その他の詳しい紹介はこちらから
ブルース・リプトンについて-ブルース・H・リプトン博士 (brucelipton.com)

日本では2冊の本が手に入ります。

思考のすごい力(2009年)
思考のパワー(2014年)

 

がんの方におススメなのは
こちらの本です。

 

信念が細胞を変え
人生を変える!

興味わきませんか?

 

私は本のカバーをはずして読むのですが
この本は背表紙がツルツルしててね~
手触りがなんとも好きです。
(本の内容には関係ないか💦)

 

遺伝子は自らのスイッチの
オン・オフができない

がんってね
DNA(遺伝子)に変異が起きて
無限増殖するようになった細胞
と考えられています。

私ががんについて研究開発していた頃
がん遺伝子・がん抑制遺伝子の
本が出版されていて
勉強していたのを覚えています。

がん家系という言葉もありますが
それって【遺伝的にがんになりやすい】
ってことですよね。

 

でね、ここで
ブルース・リプトンさんはこういいます。

『遺伝学の時代』が幕をあけてからと
いうもの、わたしたちはずっと

『人間は遺伝子の力の前に
 ひざまずくしかない』

という考え方を刷り込まれてきた。

・・・

・・・

ひざまずくかぁ・・・

 

確かに、学生時代の私は
遺伝子(DNA)が鋳型になって
私たちの身体のタンパク質が
作られることを知り

すごい!ってワクワクしていました。

 

ここまでわかってきたら
病気の原因がわかって
あらゆる治療薬が作れるように
なるかもしれない!

そんな青くて純粋な期待もありました。

 

でも
ひざまずくって・・・?

どういうことでしょう?

 

 

実は最近ではね
エピジェネティクスという分野があって
遺伝子のスイッチがオン・オフされる
仕組みについての研究が進んでいます。

 

エピ(epi)というのは
【上】を意味する単語でね
エピジェネティクスというのは
上位の遺伝学という意味になるのかな?

 

でね、ブルース・リプトンさんは
こんな風にいうんです。

遺伝子は自らのスイッチの
オン・オフができない

おおーー!
確かにそうだわ・・・

 

遺伝子は単なる設計図の集合体でしかなくて

遺伝子自身が意志をもって
私たちのすべてを決めるわけでは
ないんですよね。

 

遺伝子に関する信念を
見直さなきゃいけない

私が学生時代にね
セントラルドグマというのを習いました。

こういうのです。

簡単に言うと
遺伝子(DNA)がすべての大元で
ここからRNAが合成されて
RNAを鋳型にしてタンパク質が合成される。

高校の生物で習った方もおられると思います。

 

セントラルドグマでは
DNAが頂点にたっていて
すべてを決定しているように思えます。

DNAは王様!

 

でもですよ
ブルース・リプトンさんが言うように
遺伝子は自らのスイッチの
オン・オフができないんですよね。

 

じゃあ、何が
遺伝子のスイッチを

オン・オフしているのか?

実は
遺伝子のスイッチをオン・オフしているのは
環境からのシグナルを受け取った
制御タンパク質なんですよね。

 

つまりこういうことです。

 

さっきとはずいぶん
印象が違うじゃないか?

 

もはや、DNAの王様感はありません。

 

そうそう、
確かにそうなんだよね。

 

こういう風に説明されて、はじめて
さっきのブルース・リプトンさんが言った

『人間は遺伝子の力の前に
  ひざまずくしかない』
という考え方を刷り込まれてきた

という言葉の意味がわかります。

 

 

でね

2つ目の図の一番上にある
【環境】ですが

この環境というのは
物理的な環境だけじゃないんですよね。

精神状態や考え方、信念
それらが身体に及ぼす影響も
環境に入っていて
DNAのスイッチのオン・オフに
働きかけるんですよね。

 

そう考えたら・・・

がん遺伝子ってなんやねん?

例えば乳がんの要因になる
BRCAという遺伝子があります。

確かにBRCAにある変異を持っていると
乳がんのリスクは上がります。

だけど、その遺伝子の影響を
スイッチオンにしている環境も
同時に存在しているってこと・・ですよね。

だから
BRCA遺伝子の変異を持っていても
乳がんにならない人もいるんだと思う。

BRCA変異を持っていても発症しない人は
たまたま運よく発症しなかったのかな?
何か共通する環境が、もしあるのなら
むちゃむちゃ知りたいところです。

これって、疑わしきは罰せよ方式の
現在のがん医療の世界には
あんまりない視点かなと私は思います。

 

プラシーボとノーシーボ

ブルースさんは
心の分野が身体に及ぼす影響についても
たくさんの事例をあげて書かれています。

私が、ブルースさんって科学者だな~
と思うのは、著書に事例(データ)が
たくさん載せられているところです。
科学の世界ではデータが一番なのです。

自分が主張したい内容に沿って
データを集めて理論立てて説明を行う。
それが科学の世界のやり方です。

 

そんな著書に載っている話の中でね

先天性魚鱗癬という命に関わる遺伝病を
イボと間違って、催眠療法で治してしまった
医師の話があってね。

とても興味深かったです。

でも長くなっちゃうので割愛。
気になる方は本を読んでくださいね

 

 

そしてプラシーボについてです。

ブルース・リプトンさんは
なかなか面白いことを書いています。

シュガー・ピル(薬理効果のない錠剤)を
服用した患者が快方に向かう現象を
医学では『プラシーボ(偽薬)効果』と呼ぶ

わたしの友人ロブ・ウィリアムズは
PSYCH-K(サイ・ケー)という、
エネルギーを基盤にした心理療法システム
の開発者だが

『プラシーボ効果』より
『知覚効果』という名称の方が
ふさわしいのではと言う。

だが、私はこれを
“信念効果”と呼びたい。

信念というものは、正確・不正確を問わず
わたしたちの行動や身体を与えることを
強調したいからだ。

 

で、ここで
ブルースさんが載せている事例が
なかなかなのです。

2002年
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・
メディスンという権威のある雑誌に
発表された研究結果研究の目的
重度の消耗性膝痛の手術の評価手術のどの部分が
患者の苦痛を和らげるかを明らかにしようと
考えて3つのグループにわけて検討グループ1 痛んだ膝の軟骨を削るグループ2 膝関節の洗浄
(炎症反応を起こす物質を除去)

グループ3 偽の手術
(グループ1,2との比較の為の手術)
麻酔をかけて標準的な手術と同じように
三か所を切開し40分後に縫合
手術の間、本物の手術と同じようにふるまい
話す内容も本物と変わらないようにした。

結果は衝撃的でした。

手術を受けた患者の症状は改善。
これは当然の結果です。

ところが
偽手術を施したグループにも
手術を受けた二つのグループと
同程度の治療効果がみられたのです。

この研究の筆頭者は
ブルース・モーズリー博士という方ですが
その研究の後こんな風に語られたそうです。

『わたしの外科技術は、全然、
 これらの患者の役にたっていなかったのです。
 膝関節炎の手術の成功は、すべてが
 プラシーボ効果によるものだったのです。』

 

いやいや!

これはなかなか
波紋を呼びそうですよね。

 

この研究は
テレビでも放映されたそうなのですが
(見てみたいものです)

自分の外科手術をプラシーボだったと
認めるのって相当勇気のいることだと思います。

これを読んで
全ての医学的治療がプラシーボだなんて
非科学的なことを言うつもりは毛頭ありませんが
確かにこういうことはあるだろうなと
私は思います。

 

 

これと同時に
逆のことも起こっているのでしょう。

そう・・・ノーシーボ
否定的な思考によって健康を損なう現象。

本の中には
こんな【胸にこたえる】事例が載っていました。

1974年
ナッシュヴィルの医師
クリフトン・ミーダーは
サム・ロンドという
退職した靴のセールスマンを診察した。

診断結果は食道がん
当時の診断では、ロンドの病状は
あとは死を待つばかりというものだった。

診断が下ってから
数週間後にロンドは亡くなった。
ロンドの死は当然のことだと考えられた。

ところが
ロンドの死後驚くべき事実が発覚した。

解剖してみたところ
がんの進行はたいしたものではなく
とうてい死ぬほどのものではなかった。
小さな腫瘍が肝臓に2,3か所と
肺に1か所あるだけ。食道にはがんは
まったくみあたらなかった。

 

ミーダー医師はこう語ったそうです。

『彼はがんのために亡くなったのですが
 がんが死因ではなかったのです。

 わたしは、彼はがんだと考えました
 彼は、自分ががんがと考えました。
 周囲の人は皆、彼ががんだと考えていました。

 ・・・・・わたしは、ロンドさんから
 希望を奪ってしまったのでしょうか?』

 

なんとも辛くて後味の悪い話です。
この医師も悪気はなく、
むしろこのコメントからは
誠実な人柄が伺えます。

ロンドさんの死の原因は
何だったのでしょう?

ただ、プラシーボが存在するのだから
ノーシーボも存在し
このような取返しのつかない影響を及ぼす
可能性があることは事実だと私は思います。

 

 

そしてブルース・リプトンはこう言います。

ここで大事なポイントは
何を見るのかは
自分で選択できるということだ。

 

心の力で遺伝子のスイッチ
を変化させる

ここからはブルース・リプトンさんの
本の一節で締めくくっていきたいと思います。

あなたは信念(フィルター)を通して
人生を見ることができる。

バラ色の信念(フィルター)を選んで
身体を構成する細胞が活発に活動する
手助けをすることもできる。

逆に、暗い信念(フィルター)を選んで
すべてにダークな影を投げかけ
心も身体も病気になりやすい状態に
することもあり得る。

 

 

もしも
愛に満ちた世界を見るほうを選択したならば
それに反応して細胞の活動が活発になる。

 

また、もし恐怖に満ちた
暗い世界に生きる方を選択したならば
あなたの身体は生理的な防御状態をとって
それ以外の活動をやめてしまい
健康状態は危機に瀕することになる。

 

 

身体を構成する細胞の活動を促進するには
どのように心を使ったらいいのだろうか?
それこそが生命の秘密である。

 

いかがでしょうか?

本の内容がボリューミーで
最後は駆け足しになってしまいました。
(許してくださいませ)

 

身体が健やか
になる心の使い方

がんになった私たちには
必須アイテムだと思います。

 

私ができる
ほんのささやかなこととして

マインドフルネスのセッションで
あなたの不安や 恐れや 痛みや
未来に対するわからなさに寄り添い

健やかな心でいるお手伝いを
させていただければ嬉しく思います。

 

あなたのためだけの時間
もしよかったら
セッションを使ってください。

今日の記事が
あなたの健やかさに
少しでもお役に立てたら嬉しいです

今日もありがとうございました。

 

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