がんになりやすい性格って
あると思いますか?
このテーマって、とっても繊細で
人によっては不快を感じるかもしれません。
興味のある方だけ読んでくださいね。
私が思うのは
がんになりやすい性格・・というより
病気を作りやすい思考や行動のクセ
みたいなものはあるかなって思います。
生き辛さ
と言ってもいいかもしれません。
しかもそんな苦しい
思考や行動のクセは
変わっていけるものだと
自分の経験から信じています!
がんになりやすい性格?
タイプC性格
ガンになりやすい性格について検索して
みると【タイプC】というのが出てきます。
あなたも聞いたことが
あるかもしれませんね
具体的にはこういうものです。
過去においても現在においても、
怒りの感情に気づかないことが多い。
2 ほかのネガティブな感情、
すなわち不安、恐れ、悲しみも
経験したり表出したりしない。
3 仕事や人付き合い、家族関係において、
忍耐強く、控えめで、協力的で
譲歩を厭わない。権威に対し従順である。
4 他人の要求を満たそうと気をつかいすぎ
自分の要求は十分に満たそうとしない。
極端に自己犠牲的になることが多い。
『がん性格 タイプC症候群』
L・テモショック、H・ドレイア著、
岩坂彰、本郷豊子訳(創元社)より引用
原著はこちらの本です。
497ページの分厚い本です!
(日本では1997年初版)
表紙には【タイプC症候】とあります。
私はまだ読めていないのですが
書評をみてみると・・良さそうな感じ
(書評要約)
*自分がタイプCかどうかのチェックリストがある。
*小さい文字かつ長文。内容をつかむのが大変だが
事例が多くて興味深く読める。
*タイプCの人向けのガン予防法もある。
*目次を見るとポイントを見つけやすい。
なるほど・・
それならば
参考にしていただけるように
この記事の最後に目次をつけておきますね
がんになる前のわたし
振り返るとタイプCだった!
私は35歳という若さで
乳がんになりましたが・・・
振り返ってみると
私はこのタイプだったな~
って思います。
例えばこんな感じです。
怒っていることに
全く気付いていなかった
これはかなり重症でした。
実は私の母も同じタイプです。
イヤミなことを言われたり
ヒドイことをされても
なんとも思わなかったのですよね。
でも・・
1日か2日たったころに
あれ??って思うんです。
考えてみると
あれは、ひどかったよね?って。
そして、なぜかその出来事が
頭から離れないんですよね。
ネガティブな感情は
表に出すものではない
と思っていた
なんでしょうね。
ネガティブな感情を出すことは
迷惑だ!って感じかな?
自分の感情の始末は
自分でつけなきゃいけない
みたいな?
でもね・・・
感情とのお付き合いって
なかなか難しいものです。
本当はね子供の頃に
母親との関わりの中で
ネガティブ感情との
建設的な付き合い方を学ぶ
必要があったのですが・・
私はそれができないまま
ただ抑えることが正しいって
信じ込んでいたと思います。
忍耐強さはかなりのもの
いつも周りに合わせて
譲ることが多かった
優しいことは良いことですよね
でも・・今振り返ると
自分のことを後回しにして
人に合わせていることが
多かったと思います。
例えてみると・・
雨が降った時に
私は大丈夫だからと自分の傘を
人にゆずってしまうような
そんなイメージ。
でも・・それじゃ
自分が濡れちゃうんだよね。
それでも
まだまだ足りないと
思っていた
人に気を使うタイプだと
友人からも言われていました。
でもね
自分では【まだまだ足りない】って
思っていたことを覚えています。
いやいや・・
どこまでいったらOKなのでしょう?
自分がいなくなるまで・・かな?
本に書いてある
そのまんま!
わーーー
思い返すと
とても生き辛く苦しかったです。
あなたはどうでしょうか?
あなたの中のタイプC性格に
思い当たりはありませんか?
病気を作りやすい
思考や行動のクセは
変えていくことができる
でね、今はどうかというと・・・
私はずいぶん変わりましたよ
セラピーを学び
マインドフルネスで
自己観察を続けられたことは
大きかったなと思います。
●自分の感情に
繊細に気づけるようになりました。
●腹が立った時
怒りを適切に表現できるようになりました。
●セラピーを使ってネガティブな感情を
聴いてもらうことは普通になり
そこから学ぶこともできるように
なりました。
●忍耐強さは今も持っています。
これは大事な強み。だけど、
譲るところと絶対譲れないところは
メリハリつけられるようになったと思います。
●人への気遣いは今も大切にしてます。
そして、なによりも
生きることが楽になりました
タイプC性格ってね
いい人だけど
そのままでは生き辛いですよね。
性格は簡単に変わらないと
思われがちですが
単に思考と行動のクセに過ぎません。
だから
自分に丁寧に関わっていくことで
辛いパターンから抜け出すことはできます。
そして なによりも
自分自身が楽になれるのが
一番大事だと思います。
自分が楽になることで
もっと楽に周りに人も
優しくできるようになるのです
最後に
本の目次を紹介します
がん性格 タイプC症候群
の目次を載せておきますね。
良かったら参考になさってくださいね。
PART1 がんになりやすい人がいる?-「タイプC」の発見
第1章 研究のきっかけ
第2章 タイプCの人々の素顔-どんな人がタイプCなのか
第3章 共通するパターン 独特のパーソナリティ
PART2 がんと性格
第4章 「10パーセントが違えばすべてが変わる」
第5章 心と体をつなぐもの
第6章 がんと性格をめぐるいろいろな研究
第7章 命を勝ち取るファイティング・スピリット
第8章 タイプCの人生ドラマ
PART3 心と体の科学
第9章 タイプCと心身科学
第10章 「自責の念」という落とし穴
PART4 タイプC行動を変える-回復のために
第11章 どうすればタイプC行動を変えられるのか?
第12章 少しずつ、小さな勝利を-診断から回復まで
第13章 希望と変化-生存のエピソード
PART5 タイプC行動を変える-予防のために
第14章 日常生活の中で
第15章 効果的に怒りを表す
第16章 心に耳を傾け、体を信頼する
PART6 タイプC研究の未来
第17章 これからのタイプC研究
[付録1] あなたのタイプC度を測る
[付録2] 原注、参考文献、研究方法
この記事が少しでも
あなたのお役にたてれば幸いです。
また、もしよかったら
あなたの変容のお手伝いを
させてもらえたら嬉しいです
体験セッションやっています。
もしよかったら試してみてくださいね。
今日も読んでくれて
ありがとうございました
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