今日は本の紹介をしますね。

保坂隆先生の
がんでも長生きシリーズ です。

 

保坂先生の著書の中には
『がんでも』『長生き』という
フレーズが入った本が2冊あるんです。

 

1冊目は
がんでも長生き心のメソッド

2冊目は
がんでも、なぜか長生きする人の
『心』の共通点

 

 

1冊目は2016年1月初版。
乳がんのステージⅣの患者さん
との対談本です。

2冊目は2016年12月初版。
コラム形式のコンパクトな本です。

 

どちらも内容は共通していて

がんになって
自分は死んでしまう
んじゃないか?
と不安になっている人へ

 

心の持ち方や取り組めるワークを
教えてくれる本です。

 

 

両方を読んでみた感想ですが・・

そうだな・・・
私がお勧めなのは2冊目かな。

 

なぜかというと・・

日常に取り入れられる
リラクゼーション法や
瞑想のやり方が載っていて
試してみるとなかなか良かったのです。

 

ただ
2冊目はとてもコンパクトに
要点が書かれているので
もしかしたら物足りない方も
いるかもしれません。

そういう方には1冊目の対談形式の方が
お勧めかもしれませんね

 

早速ですが
これらの本を読んで響いたところを
3つあげて書いてみますね!

 

1つ目
ポジティブシンキング
のリスク

2冊目の本から引用します。

 

たとえば
『来年の春はもう
 お花見はできない』

という思いが浮かんできて
気持ちが沈んだときに

『いや、絶対に
 来年の春はお花見ができる!』

と思い込もうとするのが

『ポジティブで
 ネガティブを吹き飛ばせ!』

理論です。

しかし
『来年は花見が
できないかもしれない』

『来年は絶対花見ができる』
という考えのどちらにも
根拠はありません。

根拠のないことを支えにして
心を立て直そうとするのは
とてもリスキーです。

 

そうそう・・・
これむちゃむちゃわかる。

一見良さそうな
ポジティブシンキングが
毒になることもあるのです。

 

でね・・・

先のことは誰にもわかりません。

 

だけど【わからない】上に
なんだか辛そうだな・・・
と想像が膨らんでしまうから
ますます不安になるし怖いんですよね。

 

この【わからない】ということを
まるっと、わからないまんまで
受け止められたら・・

とても楽になるのだと思います。

 

 

 

2つめ
『死にたくない・・』
気持ちへの対処法

 

保坂先生は

『先生、私はまだ
死にたくないんです』

と涙を流す人を
たくさんみてきたそうです。

 

そりゃそうだよね。
そう思うのはとても自然なことです。

 

でね、保坂先生はね
そう言って涙を流す患者さんに
こう聞かれるそうです。

 

いくつまでいきたいですか?

あるいは

いくつなら
死んでも満足だと思えますか?

 

 

この質問
ハッとしませんか?

 

 

そう・・・

限られた生を生きている


がんという病に接して

死がクローズアップされる

 

そこから私たちは

どう生きたいか?に
真剣に向き合っていける

のかもしれません。

 

 

 

3つ目
最悪のシナリオの使い方

不安な気持ちがあって
どうようもないって方
おられますねよね。

 

そんな方へ・・・
保坂先生はこんな提案をされるそうです。

 

一度徹底的に心配してみる
という方法もありますよ

 

そう・・・
想定できる最悪のシナリオを考える。

 

これ、聞くだけだと
えーーー!
と抵抗感が出ますよね。

 

 

でもね

2冊目の本には
具体例が載っていて、

それを読んでみたところ・・・

ちょっと面白そうだな
と興味がわきました

 

 

というのも・・・

人が想像する最悪のシナリオって
実際に言葉に出して、
詳しい人に聞いてもらったら
コントのようなのです。

現実的なものじゃないことが多い。

 

もし興味が湧いたら
手にとって読んでみてくださいませ。

 

ということで!

この記事が

がんになって
自分は死んでしまうんじゃないか?

と不安でたまらなくなっている人へ
少しでもお役に立てれば幸いです

それでは
今日もありがとうございました。


ラナンキュラス・ラックス
ニノス 2年目の株です。
綺麗に咲いてくれました

 

ピンクのボタンを押していただくと説明ページへとびます。

メールマガジン

15年以上の経験をギュッと凝縮しました。
心を支える方法や、不安を解消する方法
をお届けしています♪

↓黄色いボタンをクリック